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マリモの育成試験−第3回(平成22年8月7日)
生育環境の違いがマリモの形や大きさにどんな影響を及ぼすのか、阿寒湖の各地を船で回りながら調べました。当日の様子は朝日新聞夕刊(2010年8月31日)で紹介されています(記事はこちら)
第3回講座の様子

- 湖底図をつくるため岸までの距離や水深を測る

- 浮遊糸状体が絡み合ってできたマリモ集合(滝口)

- マリモ生育地の光の強さや水質を測定

- 見えた!でっかーい!!(チュウルイ)

- 湖底に転がる放射型のマリモ(チュウルイ)

- 着生型のマリモを探す(オンネナイ)

- 小石の表面を被う着生型のマリモ(オンネナイ)
マリモの生態と生育環境
阿寒湖の3カ所でマリモの形や大きさ、湖底の地形や状態を調べました。
滝 口:
小さな入り江の浅瀬に綿くずのような浮遊糸状体がたくさん重なり合い、これが浅瀬で絡み合って絡み合い型の球状体がつくられていた。水面に浮かんだ球状体も観察できた(ラッキー!)。
チュウルイ:
遠浅の湖底のやや深い水深1〜2mの範囲に直径20cmくらいの放射型球状体が分布。プランクトンが発生して湖水が濁っていたが、うまく観察することができた(またまた、ラッキー!)。
オンネナイ:
小石からなる湖岸の浅瀬で、小石に付着したマリモ(着生糸状体)を発見。マリモが小石の全体を被うと外見は放射型球状体にそっくり。それで「有核放射集合体」と呼ぶのだそうだ。丸いマリモには様々なタイプがあるのがよく分かった。
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