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マリモの模式標本産地
『マリモはシオグサ科の一種で、学名をクラドフォラ・サウテリ(あるいはクラドフォラ・エガグロピラ)という』―およそ100年前に阿寒湖でマリモが発見されてから、ずっとこういわれ続けてきました。
しかし、日本産マリモのDNA解析の結果、マリモはシオグサ科ではなく、これまでまったく知られていない分類群(新科・新属)に属することが分かりました。
そこで、学名を決めるために、ヨーロッパ産マリモの学名の基準となった標本が採取された、スウェーデンのダンネモーラ湖でマリモを再び採取し、日本のマリモと比較研究する必要が生じました。
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ダンネモーラ湖の湖底
緩い集合に発達した浮遊型のマリモ糸状体が湖底に散在していた。
DNA解析の結果、日本産のマリモと同種であることがわかった。 |
ダンネモーラ湖は、マリモに学名を初めて与えたカール・フォン・リンネが大学で教鞭をとっていたウプサラから30kmほど北にある。
基準標本となるマリモが採取された18世紀前半には、すぐそばまで海がせまっていたといわれるが、その後の土地の隆起と埋め立てによって、付近は牧草地や森林に変わっている。
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